2009年8月4日火曜日

円山屋ワインと食の小旅行vol。3 フランス・シャンパーニュ編 2009.8.2(日)  @maru:niおかげさまで盛況でした!

 

定員を大きく超え、24名様のご参加をいただき、 今回は三階のロフトにも お席をご用意。

2階のメイン会場との一体感を出そうと思い スカイプ・プロジェクターをセット

お客様のモロ頭頂部に プロジェクターのビームがまぶしく反射してしまったり・・・0802-15

チーム・ロフトが 単独で盛り上がって

こちらの問いかけに全く答えてくれない・・・・

など さまざまなハプニングもありながら

周囲の皆様の暖かいご配慮のおかげさまで

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恒例のクイズ大会も

無事 敢行することができました

皆様 ありがとうございます!

では ここで問題です!

Q)シャンパーニュを使ったカクテルで、カシスで割った「キール・ロワイヤル」はたいへん有名です。 では 「ヘミングウェイ」という名前のカクテルは シャンパーニュを 何で割ったものでしょうか?

① ブルーキュラソー ②ペルノー ③サンブーカ

(正解はこのブログの最後に)

さて 肝心の料理とワインのマリアージュです!

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まずは ブラン ド ブラン三種の飲み比べ・・・

①ロベール・モンキュイ

「グランクリュ ル・メニル・シュール・オジェ ブラン ド ブラン NV」 で乾杯!

②同じ作り手・同じ畑の

「グランクリュ ル・メニル・シュール・オジェ ブラン ド ブラン グランド キュヴェ2003」

「所有する30もの小区画の中でも 若樹や重たい味わいになるぶどうを中心に ピルカール・サルモン、ルイ・ロデレール社(クリスタルに使われている)へ供給している。」(輸入元資料より)

・・・・てことは、いいブドウは自分のとこで詰めて、あまりよろしくないブドウを大手に売るってこと?

うーん・・・「クリスタル」よすまん!ってカンジですかね~

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あわせる前菜は

「積丹産のウニとオマール海老のコンソメジュレ」

一番下にカリフラワーのムース、その上に紫うに、一番上にオマールで作ったコンソメのジュレがキラキラ輝いています

「層を崩さないように食べるのがコツです!」

「えっっ むっ・・・ ムズカシイかも?」

 

③フランソワ・スコンデ グラン クリュ シルリーミレジメ2003

珍しいシルリー村のブラン・ド・ブラン

やわらかな甘味とコクは

ドサージュ(補糖)のせいではなく

ぶどうそのものに由来するとか。

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合わせる料理は

「富良野産白とうもろこしとバニラの冷製スープ」

こちらも 涼しい甘さが心地よい一品

すべて とうもろこし由来の自然な甘味。

 

同じブラン ド ブラン(シャルドネ100パーセントのシャンパーニュ)でも

三者三様の違い・個性が しっかりとわかる・・・

さすがRM(レコルタン・マニピュラン)のシャンパーニュですわ・・・と皆さん納得!

アンリ・ビリオ

「グラン・クリュ アンボネイ ブリュット ロゼ」

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「羽幌産花ズッキーニ 赤シマエビのムース詰め」

サフランと香草ディル 白ワイン ノイリーを使ったほんのり 甘酸っぱいソースと

花ズッキーニ中の海老のムースが

アンリビリオの優しいロゼにぴったり。

⑤ダヴィッド・レクラパール

「コトー シャンプノワ トレパイユ・ルージュ2002」

シャンパーニュでは少数の ビオディナミの若き造り手 ダヴィッド・レクラパールのピノ

あくまでもピュア!そして奥深い・・・トンネルの中にいて 先に雪国が見えるカンジ。

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↑マルニの石田ソムリエがフランスでお会いしたというレクラパール。真面目で朴訥な人柄。畑はすごく大切に手入れされていたそうです。

この赤は 皆さん じわーっと かみ締めるように 味わっていらっしゃいました・・・

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「中札内産トリモモ肉の塩釜焼き」

しめじ、エリンギ、ホウレンソウ 玉ねぎのコンフィをトリ肉で包み、外側を塩と小麦粉で作った塩釜で焼いた料理。

ソースは、ジュドプーレ(ローストしてだしをとったトリのソース)

シンプルながらも大地の旨みたっぷり!

レクラパールの赤にこそぴったり!

⑥アンリ・ジロー

「ラタフィア・ド・シャンパーニュ」

セレブ御用達 アンリ・ジローのラタフィア

シャンパンマール+ぶどうジュースをシェリー風味に熟成させたキラリとした甘さ・・・夏向きの食後酒

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「余市産チェリーのコンポート バニラアイス添え」

シャンパンで煮詰めた佐藤錦のコンポートを熱々にして 冷たいバニラアイスにかけたデセール

もう これはラタフィアしかないでしょう!

真夏の夜も静かに更け・・・

エスプレッソで〆

宴もおひらきとなりました。

 

◎次回は9月6日(日)6:30スタート@マトゥーロ

イタリア・シチリア編 ¥6000

ふるってご参加くださいませ!

◎8月27日(木)の番外編・ロワール

7:30スタート@マルニ

当店の「帰ってきた鬼番頭・古瀬」がコーディネートする 思わずヨダレがでそうなステキな企画・・・お席あとわずか!

お申し込み・お問い合わせは ワインショップ円山屋まで(011-633-0101)

(工藤)

シャンパーニュ・クイズの正解)

②ペルノー

別名「午後の死」ともいわれるカクテル。ヘミングウェイはアブサン中毒だった・・・当時の多くの芸術家と同じように。アブサンが禁止され 「にがよもぎを用いたペルノーが代用される。ちなみに①は「シャンパンブルース」③は「ブラックレイン」

 

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