定員を大きく超え、24名様のご参加をいただき、 今回は三階のロフトにも お席をご用意。
2階のメイン会場との一体感を出そうと思い スカイプ・プロジェクターをセット
お客様のモロ頭頂部に プロジェクターのビームがまぶしく反射してしまったり・・・
チーム・ロフトが 単独で盛り上がって
こちらの問いかけに全く答えてくれない・・・・
など さまざまなハプニングもありながら
周囲の皆様の暖かいご配慮のおかげさまで
恒例のクイズ大会も
無事 敢行することができました
皆様 ありがとうございます!
では ここで問題です!
Q)シャンパーニュを使ったカクテルで、カシスで割った「キール・ロワイヤル」はたいへん有名です。 では 「ヘミングウェイ」という名前のカクテルは シャンパーニュを 何で割ったものでしょうか?
① ブルーキュラソー ②ペルノー ③サンブーカ
(正解はこのブログの最後に)
さて 肝心の料理とワインのマリアージュです!
まずは ブラン ド ブラン三種の飲み比べ・・・
①ロベール・モンキュイ
「グランクリュ ル・メニル・シュール・オジェ ブラン ド ブラン NV」 で乾杯!
②同じ作り手・同じ畑の
「グランクリュ ル・メニル・シュール・オジェ ブラン ド ブラン グランド キュヴェ2003」
「所有する30もの小区画の中でも 若樹や重たい味わいになるぶどうを中心に ピルカール・サルモン、ルイ・ロデレール社(クリスタルに使われている)へ供給している。」(輸入元資料より)
・・・・てことは、いいブドウは自分のとこで詰めて、あまりよろしくないブドウを大手に売るってこと?
うーん・・・「クリスタル」よすまん!ってカンジですかね~
あわせる前菜は
「積丹産のウニとオマール海老のコンソメジュレ」
一番下にカリフラワーのムース、その上に紫うに、一番上にオマールで作ったコンソメのジュレがキラキラ輝いています
「層を崩さないように食べるのがコツです!」
「えっっ むっ・・・ ムズカシイかも?」
③フランソワ・スコンデ グラン クリュ シルリーミレジメ2003
珍しいシルリー村のブラン・ド・ブラン
やわらかな甘味とコクは
ドサージュ(補糖)のせいではなく
ぶどうそのものに由来するとか。
合わせる料理は
「富良野産白とうもろこしとバニラの冷製スープ」
こちらも 涼しい甘さが心地よい一品
すべて とうもろこし由来の自然な甘味。
同じブラン ド ブラン(シャルドネ100パーセントのシャンパーニュ)でも
三者三様の違い・個性が しっかりとわかる・・・
さすがRM(レコルタン・マニピュラン)のシャンパーニュですわ・・・と皆さん納得!
④アンリ・ビリオ
「グラン・クリュ アンボネイ ブリュット ロゼ」
「羽幌産花ズッキーニ 赤シマエビのムース詰め」
サフランと香草ディル 白ワイン ノイリーを使ったほんのり 甘酸っぱいソースと
花ズッキーニ中の海老のムースが
アンリビリオの優しいロゼにぴったり。
⑤ダヴィッド・レクラパール
「コトー シャンプノワ トレパイユ・ルージュ2002」
シャンパーニュでは少数の ビオディナミの若き造り手 ダヴィッド・レクラパールのピノ
あくまでもピュア!そして奥深い・・・トンネルの中にいて 先に雪国が見えるカンジ。
↑マルニの石田ソムリエがフランスでお会いしたというレクラパール。真面目で朴訥な人柄。畑はすごく大切に手入れされていたそうです。
この赤は 皆さん じわーっと かみ締めるように 味わっていらっしゃいました・・・
「中札内産トリモモ肉の塩釜焼き」
しめじ、エリンギ、ホウレンソウ 玉ねぎのコンフィをトリ肉で包み、外側を塩と小麦粉で作った塩釜で焼いた料理。
ソースは、ジュドプーレ(ローストしてだしをとったトリのソース)
シンプルながらも大地の旨みたっぷり!
レクラパールの赤にこそぴったり!
⑥アンリ・ジロー
「ラタフィア・ド・シャンパーニュ」
セレブ御用達 アンリ・ジローのラタフィア
シャンパンマール+ぶどうジュースをシェリー風味に熟成させたキラリとした甘さ・・・夏向きの食後酒
「余市産チェリーのコンポート バニラアイス添え」
シャンパンで煮詰めた佐藤錦のコンポートを熱々にして 冷たいバニラアイスにかけたデセール
もう これはラタフィアしかないでしょう!
真夏の夜も静かに更け・・・
エスプレッソで〆
宴もおひらきとなりました。
◎次回は9月6日(日)6:30スタート@マトゥーロ
イタリア・シチリア編 ¥6000
ふるってご参加くださいませ!
◎8月27日(木)の番外編・ロワール
7:30スタート@マルニ
当店の「帰ってきた鬼番頭・古瀬」がコーディネートする 思わずヨダレがでそうなステキな企画・・・お席あとわずか!
お申し込み・お問い合わせは ワインショップ円山屋まで(011-633-0101)
(工藤)
シャンパーニュ・クイズの正解)
②ペルノー
別名「午後の死」ともいわれるカクテル。ヘミングウェイはアブサン中毒だった・・・当時の多くの芸術家と同じように。アブサンが禁止され 「にがよもぎを用いたペルノーが代用される。ちなみに①は「シャンパンブルース」③は「ブラックレイン」