2009年9月2日水曜日

「円山屋ワインと食の小旅行・番外編ロワール」終了しました!

もうすっかり秋の気配が感じられる8月27日(木)マルニにて「ロワールの極めつけ自然派ワインを楽しむ会」 が開催されました。

今回は円山屋の番頭・古瀬氏の仕切りです。

まずはアペリティフ

ヴーヴレ・ペティアン・ナチュレ2004(ティエリー・ヒュズラ)

柔らかな泡 ミネラリーな旨味がじんわり。

乾杯は 2杯目の白

コトー・デュ・ロワールV.V.エパルス2004(ドメーヌ・デ・ベリヴィェール)

樹齢50年のシュナンブラン100%

野菜を思わせる旨み・・・アスパラとか 畑で採れたての枝豆を茹でたような味。 グレープフルーツの酸がほんのり・・・穏やかで優しい。

あわせる前菜は

「サンマのマリネ マジョラムとアンチョビ風味」

なるほど納得のマリアージュ!

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3杯目の白

サンセール・オクシニス2007

(セバスチャン・リフォー)

うーん、色が濃いぃ~

「オクシニス」は「黄金」の意味だとか。味わいも濃いぃ~ブドウのエキスが凝縮してます。これって本当にサンセール?

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魚料理は

「魚介のポワレ ハーブのヴィネグレットソース」

しっかり甘酸っぱいソースがワインにぴったり!P1010145

赤ワイン まずは

VDTキュヴェ・クニコ2006(ボワ・ルカ)

日本人醸造家・新井順子さんがお母さまの名前をワインに。エチケットは和紙っぽい紙に 金で「邦」という漢字があしらわれていて素敵。

味はピュアでしっかり。

働き者で気丈で でもチャーミングな お母さまのイメージ。ガメィ100%とは驚きです。

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赤なのに魚料理って?と思いましたが

「アンコウのロースト カレー風味のバルサミコソース」

これは本日最強の組み合わせでした!P1010150

赤ワインその2

VDTキュヴェ・グラポット2006(ル・クロ・デ・テュエ・ブッフ)

このワイン会にベストな状態で供するために、前日の夕方に抜栓したそうです。

おかげ様で、心地よく柔らかな酸、芯のしっかりしたピノノワールを 堪能できました。

肉料理

「トリモモ肉のアンクルート エストラゴン風味」

塩味しっかり ワインのミネラル感を引き立てます

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甘口ワイン

コトー・デュ・レイヨン・キュヴェ・アンシエンヌN.V.

なんと1966~1988の15ヴィンテージをブレンドしたのだそうです。ベタつかないさらっとした甘口。

デセール

「桃のコンポート パスティス風味」

バニラアイスとともに。至福のとき。

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一緒に参加した友人(自然派ワイン体験は2度目)は・・・

「ワインだけだと、ん?何?フシギな味・・・と思うものもあったけど 料理と一緒だとすごーい!どちらも美味しくなってしまうのね~!」と感動しきり。

確かにこのマリアージュさ加減は いまだかつてない体験でした!

古瀬氏によると

シェフにメモを渡して「こんな感じの料理だったらワインに合うかな~でも縛られないでシェフがやりやすいようなメニューでやってね~」と伝えたそうです。

正直、マルニの定番料理にちょっと手を加えた感じで充分・・・とも思っていたようです。

しか~し!シェフは 確実に古瀬メモを具体化してくれました。「長尾シェフ、ありがとう」・・・鬼番頭の目にも涙(?)

しかも それぞれの皿の完成度がきわめて高かった・・・長尾シェフ 恐るべし!

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楽しくておいしいひと時を満喫させていただきました。

ご参加くださった皆様 ありがとうございます!

(工藤)

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