「昼間から女二人でフルボトル」シリーズ(??)・2回目は
「フレンチレストラン・カザマ」さんを訪ねました
平成元年OPENのカザマさんは なんと今年で20周年!
「元年って 私たちまだ20代・バブル全盛だったね~」
「羽根扇持って踊ってたとか?」「それはないけど太眉だった」
・・・歴史を感じます。
ドアをあけると
マダムが 変わらぬ笑顔で迎えてくれて ほっとします。
ワインは
「シャトー・ド・プレモー ブルゴーニュ・ピノノワール2006」をセレクト
実はこれ・・・
円山屋営業部のホープ・福江氏が
「無名のドメーヌだから なかなか買ってもらえないのに
カザマさんのマダムが 飲んでみて美味しかったといって
たくさん買ってくれました! ほんとうに有難い~(涙)」
と 喜んでいたワインなのです
さて お料理は
ランチB \2300円
[前菜 または スープ] + [魚料理]+[肉料理] + デザート
なんと+200円で前菜もスープも両方とれちゃうんです!お得!
前菜:自家製鴨肉とレバーのテリーヌ、サラダ添え
軽く上品なテリーヌ
野菜とドレッシングのなじみ加減が絶妙で
開けたてのピノノワールの酸に合います
友人は
前菜:帆立貝とアンディーブ、白菜のムニエル
ポトフのようであったまる味
スープ:じゃがいものポタージュ
二人とも無言で平らげてしまうおいしさの
絹のようなポタージュ
魚料理:スズキのポワレ・ブールブランソース
ブルターニュ産のムール貝は小粒でしっかり味
ブールブランソースが泣きそうにおいしい
(魚・・・たしかスズキ?シマゾイだったかも?違ってたらスミマセン)
肉料理:
滝川産・鴨もも肉赤ワイン煮込みのパートブリック包み
素材を優しく引き立てて けっして自己主張しない
そういうソースに私はなりたい・・・
友人は
肉料理:ブルターニュ産ウズラのソテー ディアブルソース
ワインも よいペース配分で グラス1杯ずつ残っています
「どちらのお料理にも このワインは、きっと、ぴったりですね~」とマダム
わーい うれしいお言葉!
最初の固さがとれて開き 熟した黒い果実の香りがいっぱい
タンニンはなめらかで つやっとした触感です
味のボリューム・骨格がしっかりと見えてきました
だしっぽい旨みが 鴨にもウズラにもぴったり!
ただ焼くとか 煮込むだけなら
南仏か北イタリアの シンプルなワインを合わせたいけれど、
こういう絶妙なソースの仲立ちがあるのなら
おいしいブルピノが良いすね~
「シャトー・ド・プレモー ブルゴーニュ・ピノノワール2006」
2000年より完全ビオディナミに移行したドメーヌとか。
でも「ビオ臭さ」は1ミリもありません。すごく綺麗。
マルヤマクラスにも在庫アリです♪
明日から自信をもって お客様にじゃんじゃんオススメしようっと!
最後に・・・
デザート:ココナツのブラマンジェ ハチミツのアイスクリームとともに
クレーム・ブリュレ、アールグレイティーのアイスクリーム添え
コーヒーに 小さなチーズケーキ
自家製パンもたっぷりいただきました!
思えば20代のころ
なけなしのお給料をはたいて 市内のレストラン巡りをしてました。
「カザマ」さんは
初めて心から美味しいと感動した 本物のフレンチのお店!
そして 今では数多ある札幌のレストランの中で
何度でも行きたくなる 稀少なお店です。
「フレンチレストラン・カザマ」のHPはこちら↓
0 件のコメント:
コメントを投稿