2013年9月26日木曜日

ドメーヌ・タカヒコ再訪:ナナツモリ ピノ・ノワール 2012に迫る

北海道が誇るワイナリー『ドメーヌ・タカヒコ』。久々の訪問となりましたが、本日はそのレポートです。

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当日の札幌はあいにくの雨でしたがドメーヌ周辺はすでに好天に恵まれ、澄んだ畑の空気をまずは堪能しました。

自社畑のピノ・ノワールは植樹後3年目ですが、土壌のポテンシャルか、長年の土作りの結晶なのか、素晴らしい葡萄が実っておりました。

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今年は開花時期が天候に恵まれ、北海道の葡萄に見られがちなミルランダージュ(結実不良)が少なかったようです。が、灰色カビ病が台風の時期に蔓延し、最終的には収量減になるかも、と貴彦さん。

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昨年までは買い付け葡萄『キュムラ』で作る赤ワインがドメーヌのフラッグシップでしたが、今年はキュムラとともに新たなワインを仕込んでおります。

そうです、自社畑のピノ・ノワールで作られた『ナナツモリ』ピノ・ノワール 2012です。

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畑は基本的にボルドー液と硫黄以外は散布しないビオ栽培、(農薬としてカウントされない微生物農薬は対処療法として散布することもある)、樹齢3年の若木で作られます。樽のなかのキュムラ ピノ・ノワールは単一でリリースするか未定なので、来春はこのナナツモリがピノ・ノワールとして唯一のリリースになるかもしれません。

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(樽の中に眠る来春リリース予定のワインをテイスティング)

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左がナナツモリ 右がキュムラ 同じピノ・ノワール、畑も比較的近く、仕込みも全く同じなのですがその個性は明確に違います。

透明感がありピュアな芳香、余韻も長いナナツモリは国産のピノ・ノワールとして出色の出来栄え。これでまだ樹齢3年とは、、末恐ろしいワインです・・・

かのフィリップ・パカレが日本滞在時にドメーヌ・タカヒコのワインを飲んで絶賛したと聞いております。国産ピノ・ノワールが世界に誇れるレヴェルに達した、まさにその瞬間に立ち会えた気が致します。

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帰りはすっかり日も落ちて、その直前の夕焼けを見ながら・・・

来月は葡萄の収穫があります!!当社の7人乗りワンボックスカーで収穫のお手伝いに行きませんか?10月10日~20日の間に行く予定ですので、一緒に収穫したい方、募集します。

011-633-0101 ワインショップ円山屋までお電話下さい!

※『タカヒコ収穫募集』とお伝えください。スタッフが対応させていただきます~~。




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