おかげさまで6回目を迎え、 今回はいよいよトスカーナの旅です。
我らがサノヨーコ店長セレクションのワインは
「スーパータスカン」などには見向きもせず ひたすらサンジョヴェーゼ!
ラテン語でSanguis Jovis=ジュピターの血という意味なんだそうです。
血がサンジョヴェーゼになるまで飲め・・・ってことですよねっ♪
その前に、 まずは、パーチナの白で乾杯して
↑トスカーナの伝統的前菜ミスト
(左上から時計回りに)
フィノッキオーナ(フェンネルシード入りサラミ)
レバーパテのクロスティーニ(カナッペ)
ペコリーノトスカーノ(羊乳チーズ)
グアンチャーレ(豚トロの塩漬け)
そして自家製トスカーナ・パン!
塩を全く使わないトスカーナ・パンは単独だとそっけない味なのですが
味の濃いサラミやなんかとあわせると素敵においしいんです♪↑モンテセコンドの「トスカーナロッソ2007」をグビリ!軽く肩慣らし。
↑スープ:リボッリータ
固くなったパンを入れて「再び煮る」という意味だそうです。貧しい農民の野菜と豆のスープ。「鍋あと雑炊」みたいなやさしい味でした。これにあわせて
バッケレートの「カルミニャーノ2004」をブラインドで飲み比べました・・・サンジョヴェーゼにカベルネを少し加えて樽を効かせたのがバッケレート。さすが!みなさん違いが分かったようです。イル・コッレのほうが人気でしたね~
↑プリモピアット:イノシシのラグーをピチで
まるでうどんのようなごんぶとパスタ「ピチ」・・・こしが強いけどもっちりしていてアルデンテ!透き通ってます~もちろん 井藤シェフの手打ちです。
それに角切りにしたイノシシのミートソースがからんでからんで・・・。最高に美味しい!
「今回はコテコテのトスカーナ料理を」
と要望してたヨーコ店長、思わずシェフに向かってピースサイン!「これこれ、こうでなくっちゃね!」
↑セコンドピアット:炭焼き牛のタリアータ
パルミジャーノをトッピングしたルッコラの下にはローストビーフがたっぷり隠れていました。ワインが進んじゃいます!
↑サングイネート「ヴィーノ・モービレ・ディ・モンテプルチャーノ2004」
フォントーディ「キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ ヴィーニャ・デル・ソルボ1994」
この2種類をやはりブラインドで。甲乙つけがたいけど サングイネートの力強さと繊細さがインパクト強かったかも。
そして!お待ちかねの
カーゼ・バッセ(ソルデーラ)のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2002
1杯2500円で有料試飲なんて高っ・・・飲んでくれる人いるのかな~と正直不安でしたが・・・なんと16杯もオーダーをいただきました。ありがとうございます!
わたくしも生まれて初めていただきましたが、
大げさじゃなく 涙がでそうになりました。
なんていうか・・・
今まで飲んできたワインとは 全然次元が違うんです!
「トスカーナの、いやイタリアワインの最高峰」というヨーコ店長の言葉は嘘ではなかった!
このあとドルチェ(シャーベットとコンポート)
食後酒に
パーチナのヴィンサント・デル・キャンティを飲みながら カントゥッチ トスカーニというクッキーをかじって
エスプレッソで〆という
ゴージャスな一夜でした!
<おしらせ>
ご好評をいただいております「円山屋・ワインと食の小旅行」、12月1月は お休みとさせていただきます。次回は来年の2月7日(毎月第一日曜日) マルニにて開催いたします。詳細は決まり次第ご案内させていただきますので どうぞお楽しみに!
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