円山屋番頭古瀬です。
昨日、1月28日、当社系列店マルニで私主催の
自然派ワイン会を開催いたしました。
写真左より
1.シャトー・ド・ロックフォール コート・ド・プロヴァンス レ・ジェネ2004年
2.ヴォールユイス・ヘンケ コート・ド・ジュラ ミュルジェール 2001年
3.ティエリ・ピュズラ トゥーレーヌ・テスニエール ピノドニス 2002年
4.メゾン・ブリュレ VDTエルドロー 2003年
前回開催時の反省も踏まえて、2ヶ月前にワインを搬入。
今回は万全の状態でお客様にサーブすることができました。
まず白の1番。
ロックフォールの白は自然派ワインの黎明期の大昔から扱ってきた
ワインですが、輸入元が定まらずにちょっと市場から消えかけてました。
現行ヴィンテージはおそらく2008年あたりでしょうか。
蜂蜜を思わせる濃密な香り。かなりボリューム感も強く、少し酸化熟成の
ニュアンスもあり。
予想以上に強いワインで予定の料理と合いそうになく、どないしたもんかと
思いましたが、シェフからの嬉しいサプライズでカボチャのポタージュから
フュメ・ド・ポワソンへ変更されて、これ以上無いほどのマリアージュ。
そして2番の白。
久しぶりのヘンケのシャルドネ。
グラスに注ぐと濃いぃーー色合い。口に含むとアーモンドと蜂蜜。
アタックもしっかりですが、樽の要素が出っ張らずに綺麗なまとまり。
後口に少しスパイシーな生姜のようなニュアンスもあり、予想以上に
若々しくて熟成進んでませんでしたが美味しいです。
今回初参加頂いたS様ご夫妻の奥様にも大好評でした。
今2004年が山の手店に少量在庫ございます!
石田さんの羊の内臓三種のサラダにも負けずにしっかりと主張してました。
個人的に超期待の3番の赤。
抜栓直後から華やかな香りが上がり、これ以上無いほど完璧な状態。
ずっと香りをかぎつづけたいほどの香り高さ、ミネラル豊富でピュアーな
のど越しは素晴らしいのひとこと。若いときはちょっと田舎くささがある
ピノドニスがここまで化けるとは驚きですね。
参加いただいた皆様も大絶賛でした。時間の魔法って偉いですね。
そしてトリをつとめるのが4番のエルドロー。
若いときは濃厚過ぎてなかなか良さが出てきにくいですが、リリースから
しっかり休ませてようやく味わいの強さがこなれてすごく良い状態。
抜栓直後は若干くぐもった感じでしたが、時間とともにぐんぐんと甘く華やかに。
当社で寝かせている2007年はすこぶるご機嫌斜めですが、ここまでなるのに
後どのくらい待たないといけないのだろうか・・・。
前回はなかなか苦戦しましたが、今回は全てボトルの状態も良くご機嫌でした。
やはり2ヶ月落ち着かせたというのが相当大きいですね。
次回は2月末日開催の予定です。
詳細確定いたしましたらまた告知させて頂きますので、皆様のふるっての
ご参加をお待ち申し上げます。
さて。
肝心のお料理の写真ですが、私が持参したデジカメのバッテリーが切れてしまい
今回は写真がございません。スタッフが後日アップしてくれることでしょう。
番頭 古瀬
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