今年に入ってやっとですが、余市方面へ伺ってきました。
天気予報では到着後に雨予報。
はじめにドメーヌ・タカヒコへ。
昨年まで無農薬の生食用キャンベルが植えられていた区画は、予定通りピノ・ノワールに植え替えが始まっていました。この日も札幌の酒屋スタッフの方などがボランティアで来ており、1本1本に目印兼保温効果のチューブをはめる作業などをお手伝い中。
道内限定でリリースされたヨイチ・ロゼ・サンスーフル2014に関しては、貴彦さんの意向を汲んで飲食店さんへ販売させて頂こうと考えています。
可能な限り、どこのお店でワインを楽しめるかご案内をしようと考えていますので、諸々もうしばらくお待ちください。整いましたら改めてご案内します。
予報通りのどしゃ降り雨の中、先日参加したイベントでご一緒した「余市ハル農園」こはるさんの所へ。(雨で画像一枚もなし)
農家としては余市でも一番小さいという畑には、ドメーヌ・タカヒコで醸造し「ヨイチ・ノボリ・コハル」としてごく少量リリースされた、ツヴァイゲルト(樹齢20年位、のはず、写真もメモもなし記憶が微妙、、、)、ケルナーなどワイン用ブドウの他に、80種類の野菜、梨、桃、梅などなど。化学肥料は使わず、可能な限り合成農薬も不使用で栽培されています。
一番美味しいタイミング、葉の選別などを試行錯誤して、これぞ、という方法で収穫してるという「クワの葉茶」をご馳走になったのですが、雨で冷えた身体に沁みる美味しさ。自然相手の暮らしは相当大変だと理解しつつも、羨ましいと呑気に思ってしまいました。
出来上がった農作物だけではなく、ライフスタイル、考え方も提案していきたい、プランターでも野菜は育つし、移住までしなくとも農業を体験してみたいという人にでも門戸を開いていたい、と思いは尽きないこはるさん。
https://yoichiharu.wordpress.com/ ブログもチェック!畑に小屋を作ったり。
新しくオープン予定、現在準備中の円山屋ショップで、こはるさん達の野菜、果物などをお取扱させて頂けることになりました。お楽しみに!
もとい、楽しみです、我々が~
最近ちらちらと見かける某スヌーピーにそっくりな、一応は亀のイラストが描かれたエチケットのワイン。曽我さんの所で研修されていた鈴木さんの「ドメーヌ・アツシ・スズキ」にもお邪魔しました。
畑は5.6ha、広い!上と下、ゆるやかですが標高差20mほど。
元々植えられているミュラー、ケルナー、ツヴァイなど、樹齢も高く逞しいブドウ樹たち。棚作りの生食用ブドウもあります。
これから少しづつピノ・ノワール、シャルドネ、シュナン・ブランなどに植え替えていくそう。シュナン・ブラン、植える前から楽しみです。
ブドウ栽培農家として道内のワイナリーにブドウを卸す仕事は続けるので、それだけで生計は立てられるそう。その上で自分の好きなスタイルのワインだけを作りながら、行く行くは一万本ほどのリリースを目指しているのだとか。
札幌軟石で出来た、元々りんごの貯蔵庫に使われていたちいさい倉庫が醸造所になっています。圧搾器が小さい!さすがに手動ではあまりにも大変過ぎるので電動式だそうです。
ステンレスタンクは必要なさそうなので導入予定はなく、今後白のシャルドネ用には大樽も使いたいそう。設備が小さくても、自分でワインは作れるし、試せる環境が羨ましい限りです、大変でも、、、。
6月末に京都で開催されるイベントで、鈴木さんのワインが飲めるらしいお話を伺いましたので、心当たりのある方はぜひ。
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帰り道、忍路のエグヴィグでパンを買って寄り道していたら虹が!
オタモイの海で遊びたい!短い北海道の夏、早く来い!